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    和の世界へ 造園石材     

庭に石を使う。

しかも、ほぼ自然のままの石を使って庭を組みたてる。このような発想は、西欧にはない日本独自の考え方です。この考え方は日本庭園の造形の中心とされています。

「和」に相応しい造園材料 石

日本庭園の場合、ほとんど自然石で作られています。自然石の全方向を使い表情を組みたてます。色・大きさ・形すべてのバランスが必要となります。

日本庭園と言えば無くてはならないのは「灯篭」であります。最初灯篭は庭園とはまるで関係なく、仏にささげる明かり、すなわち献灯として発祥しました。飛鳥時代に仏教とともに中国から伝えられたと考えられています。

鎌倉時代に最盛期を迎え、室町時代には造形的に退化の兆しをみせています。

石灯篭が庭園と関係を持つようになったきっかけは桃山時代のことで、この頃に発祥した茶庭(路地)の照明として、茶人達が古い灯篭に目をつけ利用したのが初めと考えられます。

このように灯篭は実用目的から利用されましたが、それは景としても非常に美しかったので、以後その風情が愛され、茶庭以外の庭にも導入されたのです。

現代造園用の灯篭としては個性あふれるニューデザインしたものも増えつつあります。それは新しい造園の形とも言えますが、欠かせない材料の石もこれによって違う表情を見せてくれます。

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