およそ４６億年もの太古に誕生した地球は、数知れぬ地殼下活動を繰り返して現在の大陸を形成しました。そしてアジア大陸最大の国である中国は、その豊かな自然環境に恵まれて数多くの良質な岩石を醸成してきました。花崗岩、大理石、玄武岩等いろいろありまして、とりわけその中の花崗岩が種類と模様の多彩に恵まれ、まさに自然の奇石といえましょう｡古くから生活道具や建築素材として人類の生活文化に多大な貢献をしつづけています。
　これからも引続き福建石材の活躍にご注目を！

石材の故郷-―福建

福建省はお茶の故郷として有名ですが､日本に輸出されている特産の一つに石材もあります。中国から輸出される石材の７割近くが福建からのものです。2000年の日本の石材輸入量140.3万トンのうち、中国が112.5万トンで最大の輸出国となっています。毎年恒例のストーンフェア、今年も10月に四日間でビッグサイトで開かれました。